2017.4.13.陽気
呼び起こします。
午後1時。
澄んだ青空から
注ぐ光は眩しさと共に
程好い熱を届けて
大気を温めています。
並木が桜色なら
小道は黄色と緑が映え
春の息吹が
感じられますね。
小さな虫たちが
歩き始めれば
進んで行く先の
季節を予感させます。
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2017.4.12.綿毛
映えています。
午前8時。
数日振りに
姿を現した
太陽の光が
澄んだ大気に注いでいます。
寒暖に戸惑ったのか
葉を落とす木々もありますが
桜吹雪も混ざっていて
どこか混沌としています。
不意に姿を現したのは
白い綿毛。
先日咲いたと思った
タンポポです。
行きつ戻りつ
するようでありながら
小さくも少しずつ
前に進んでいるようです。
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2017.4.11.小雨のリズム
整えて。
午後4時。
中旬を迎えるものの
忙しさは変わらず
慌ただしく進んで行く
新年度の時間。
あれこれと
思いを巡らせる中
気付いたところで
助け合いの声。
急ぐ気持ちを
少し落ち着けて
確実な段取りを
しっかりと歩みます。
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2017.4.10.少し立ち止まって
整えます。
午後4時。
書類をまとめる先から
予定の調整にと
新年度らしい
慌ただしい雰囲気です。
あれもこれもと
思いを巡らせる中
それに気が付いて
少し休憩。
整理してみれば
急ぐものとそうでないもの。
気持ちを落ち着かせ
見通しを示します。
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2017.4.9.雨上がり
次第に乾き。
午後1時。
前日から続いた
雫のリズムは
いつしか遠のいて
残るのは灰色の空。
予定より
少し遅れて
いつもの小道を
てくてくと歩みます。
程好い気温は
緩やかに時を進めるよう。
雨の残した染みが
音もなく乾く頃
空の色が
白さを増していきます。
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2017.4.6.雨
手探りに。
午後6時。
何処か落ち着きを見せる
灰色の風景に
跳ねる雫が
音を添えています。
装いを新たに
迎える季節を
洗い清めて
進んで行くのでしょう。
リズムに合わせる
足取りの向こう側に
耳を済ませつつ
目線を高めます。
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2017.4.5.黄色い花に
緩めます。
午前8時。
新年度を迎えて
間も無く一週間。
通勤往路の様子を見ても
落ち着くにはまだまだ掛かりそうです。
急いた気持ちのまま
自然と早くなる足元に
そっと開くのは
陽の光を受けるタンポポ。
思いがけず足を緩め
それに伴う深呼吸。
リラックスして
考えを整理したら
進む先を見つめて
歩みを確かなものにします。
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2017.4.4.木立
添えています。
午前8時。
若干の
寒さは残っているものの
程好い陽射しと
澄んだ空とが
訪れた季節を
仄かに感じさせます。
冬を乗り越えた
木立を見上げれば
淡い桜色を
枝先に広げています。
その先にある
空の色を受けて
一層
引き立って見えますね。
数えるように
そっと眺めていると
不思議と
穏やかな気持ちになるようです。
急ぎがちだった
歩みを確かなものへと
少しばかり緩めて
確実に進んで行きます。
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2017.4.3.新しい道
列の中。
午前7時。
いつものバスが
少し混み合い
行き交う人の列は
少し長いよう。
年度初めには恒例の
新鮮な雰囲気が漂っています。
不安定ながら
飛躍の土台でもあり
巡る季節に重ねて
期待が高まっていきます。
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2017.4.2.春先の野に
告げています。
午前10時。
気持ち良く晴れた
お天気に誘われて
小道をてくてく
歩いて行きます。
桜が芽吹き
タンポポが咲いて
いよいよ季節は
春の様相。
活動を始めた
小鳥の姿を追い
心地好さの中に
溶け込んで行きます。
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