2015.3.3.白い息の向こうに／In the other side of white breath

名残を惜しむように

溶けていきます。



午後９時。



夕刻から降り出した雨が

春めいた気温を下げました。



このところ

日の出が早くなり



明るい時間が

長くなっていましたから



入れ替わる季節の狭間を

まざまざと感じます。



開いた傘の向こうの夜空に

白く解ける様子を見ると



それは冬の名残。



ふわりと解けたその先に

次の季節を重ねます。

＊　　＊　　＊　　＊　　＊

Regret a trace

It melts.



9:00 p.m.



The rain which it has begun to rain from an evening

I lowered springlike temperature.



Recently

The sunrise becomes early



Bright time

Because it became long



The interval of the season to be replaced

I feel it clearly.



In the night sky of the opened umbrella over there

When I look at the state to be solved white



It is a trace of the winter.



In there that came loose gently

I repeat the next season.

＊　　＊　　＊　　＊　　＊

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